教科指導とスタッフ

 Subjects & Staff

国語科

坂口拓也

「情熱×環境」=「人間力」が未来を創る!

 義務教育が終わり、多くのことで「自己決定」が求められます。
 授業やクラス、部活での環境は「自己」を形成する大切な場所です。
 授業では、生徒との「言葉」のやり取りを大切にしています。自己表現力や問題解決力を身につけ、「学ぶ楽しさ」を発見してください。
 情熱と環境が「人間力」を作ります。高校生活で得た「人間力」が生徒の皆さんの可能性を広げる力になるように、日々環境づくりに取り組んでいます。

武井克朗

「しっかり読んでしっかり理解することを
 大事にしています。」

 国語の授業ではついつい「答えるコツ」を求めてしまいがちですが、私が大事にしているのは文章をしっかりと理解することです。
 そもそもこれができれば、答えを出すことはそんなに難しいことではありません。
 だから文章をじっくり読んでもらえるような授業を心掛けています。
 あとは遊び心を忘れずに。「六条の御息所は遠距離自立型のスタンド使い。」とか言いながら授業をしています。

社会科(地理・歴史・公民)

後藤朋幸

「生徒と共に授業を作っていきたいです」

 歴史には過去と現在のつながりがあり、そして未来を考えるきっかけがあります。
 例えば、世界史ですと「なぜ十字軍が作られたのか。」公民では「未来の地球環境はだれがどのように守るのか。」「なぜ若者は政治に関心がないのか。」等授業では、このような問いかけをし、生徒と対話をしながら進めています。
 それが、高校3年時の進路を選択する際の面接や小論文に必要な知識を得るきっかけとなる授業を目指しています。
 5年、10年先にある希望の未来を実現するために、生徒と一緒に考えることを大切にしています。

大津憲一

「多様な解釈を出せる場にしたい。」

 単元毎に仮定をもとに授業を始めることが多いです。
 例えば帝国主義の単元では、既習事項をふまえ為政者として植民地支配されないためにはどのように対応すべきだったかについて考えました。歴史用語を覚えるのは復習時や考査前でも構わないと言っています。
 授業内では生徒が表現する機会を大切にしています。
 グループや座席の近い人とまず言語化することで、自分の感覚でもって発想をし、自己と他者の解釈そして既習事項の内容もふまえて再構築することで思考力を鍛える授業になるよう努めています。
 授業の最後には論述形式の問題を複数解くことで理解度の確認をしています。

数学科

佐藤一樹

「勉強の仕方を学んでほしい。」

 数学は多くの生徒が難しいと感じる教科です。
 方程式や関数を学び始めた頃から、苦手意識を持ち始めるようです。
 授業では、多くの生徒に「やってみたらできた!」という成功体験を通して、数学は難しくないと思ってもらえるような工夫しています。
 また、放課後には受験のための数学や日々の授業についていくための学びなおしのサポートすることもあります。
 大人になっても、資格取得や仕事のための学びは続いていきますから、数学を通じてどんな場面でも役立つ応用力を身につけるための学習方法を学んでもらえればと思います。

保健体育科

 本校では全コース共通で、保健を2単位(1年生と2年生で1単位ずつ)、体育を7単位(1年生と2年生は2単位、3年生は3単位)、計9単位を履修します。また3年生では選択制で体育理論を履修することができ、最新の測定機材やデジタルデバイスを利用してさまざまなデータ想定を行い、理論的、科学的に運動を理解し実践していきます。
 保健では、前回授業の振り返りでWEBテストを行なったり、単元ごとの探究学習やレポートにICTを積極的に活用しています。生涯を通じて心身ともに健康に過ごしていくために必要な知識や考え方を主体的に学ぶことができます。また、環境問題や職場における健康問題など社会の抱える課題についても理解を深め、自分自身がどのように社会と向き合い行動していくべきかを考えていきます。
 体育では、ラジオ体操(第1・第2)、体づくり運動を準備運動して行い、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球などの種目を行います。基礎体力の保持増進や各種目のルールや基本技術の理解はもちろん、スポーツの楽しさを感じることができる授業づくりを心がけています。また全学年で一斉に行われるダンスの授業では、ICTを活用してグループごとにテーマや振り付けを考えながら創作して、最後に発表会を行います。主体的なグループ活動を通じて多くの学びやダンスの楽しさを理解することができ毎年とても盛り上がっています。

松下仁美(ダンス)

「生涯を通じてスポーツに親しんでほしい
 そして自分の健康を管理する力を身につけてほしい」

 体育では、競技性の勝ち負けと言うよりは、健康づくりや社交の場を目的として、生涯を通じて、いつでも、どこでも、誰でも親しめるスポーツを目指して取り組んでいます。
 保健では、自身の健康管理に関心を深めていくために、探究活動を毎時間行い、自分たちに必要な情報を選択していく力を養っていきます。

川村真一(バレー)

「生徒が主体的に活動し
 学び合いが生まれる授業をつくりたい」

 体育では、得意不得意種目にとらわれない授業を目指し、自己達成型課題、グループ達成型課題に取り組む授業形態となっている。
 生徒間の学び合い、個人の気づきを大切にしています。
 保健については、探究型授業を行っています。
 毎時間設定された課題を個人が様々な角度からICTを活用し調査、考察を行っています。
 生徒個々の興味関心が広がっていくことを目標としています。

萬場 努(サッカー)

「積極的にICTを活用し
 インタラクティブな授業展開を心がけています」

 保健は自己探究型の学習スタイルに分類することができると考えます。
 ICTを活用し、毎時間実施するWEBテストや単元の内容を自分自身でより深い学びとなるような学習をねらいとしています。
 体育は今年度より3年次に「体育理論」を選択科目として設置し、自身の「身体操作」「能力向上」「生涯」「実技指導」について学習します。
 体育(スポーツ)を多角的に捉え、生涯に渡って実践(関わる)できる力を養います。

松尾隆志(バレー)

「スポーツや保健を通じて社会性や
 生き抜く力を身につけてほしい」

 体育では、安全を第一とし、授業規律を重んじ、その上で得意・不得意、好き・嫌いに関わらず、スポーツに取り組むことができるように心がけています。
 保健については、健康における様々な社会の課題や、個人の課題に対して、自らが主体的に考えて探求活動を行うことで、健康に対する知識を学んでもらいたいと思っています。

伊藤翔太(バスケットボール)

「スポーツの楽しみを知り
 生涯を健やかに過ごしてほしい」

 体育では、「できないことができるようになる喜び」を感じてもらえるような授業展開を目指しています。
 スポーツ通して「身体的」「戦術的」「感覚的」な能力を、仲間とともに向上させていける環境を提供します。
 保健については、自己探求型の課題から、固定概念にとらわれない柔軟な発想力を養うと共に、「現代社会」と「自身の未来」をより健康的にしていける能力の習得を目指します。

芸術科

瓦吹弘樹(音楽)

「芸術が私たちに与えるもの」

 音楽なしでは生きていけない、そう感じています。
 音楽は、私の人生にいつも寄り添い、喜びや悲しみを分かち合ってきました。
 歌ったり、楽器を演奏したり、音楽を作ったり…様々な形で音楽に触れることで、私は自分自身を見つめ直し、世界を広げてきました。
 私の授業では、音楽を多角的に捉えることを目指しています。
 歌唱、器楽、創作、鑑賞といった様々な活動を通して、音楽が人間の心に与える影響や、社会・文化との関わりについて探求します。
 音楽を通して、歴史を学び、社会を知り、そして自分自身と世界とのつながりを感じてほしいのです。