FAQ
よくある質問
GSコースは,特進STコース1年生の中から希望者を募り,1年生の年度末に選抜を行い,2年生進級時からスタートするコースです。まずは特進STコースに入学してください。1年生の定期考査や模擬試験の成績と面接により選抜します。数学・英語の基礎学力と,高校時代から大学・大学院へと進んで自然科学の研究を続けていく意思が必要です。
なお,GSコース生になった後も,原則的に学業奨学生の特典は継続されます。
A 少人数で一人一人に合ったきめ細かい研究指導をしていくため,15名程度の予定です。しかし,人数制限を設けて15名を超えたら必ず不合格を出すわけではなく,基礎学力と意欲がある生徒が多い場合は定員数を増やすことがあります。
A 特進STコースは難関大学現役合格に向けたカリキュラムが組まれています。探究活動は週に1時間あり,世界と自分の接点を考えます。進路目標はスーパーグローバル系の難関国公立・私立大学となります。
それに対してGSコースは探究・研究活動に特化したコースとなります。理数探究が週2時間あり、それに加えて「MEISHU STEAM」のデータサイエンスやAcdemic Writingなどの課外があります。進路目標は自分が取り組みたい研究ができる大学となります。
どちらのコースが自分の夢を実現するために適しているかを判断して,選択することになります。
A 他校にはない明秀日立GSコースならではの特色が3点あります。
1つ目は,GSコースでは高校時代に探究からその先の研究レベルまでを目指す点です。探究とは自ら課題を立てて試行錯誤しながら問題の解決を目指すものですが,解明されていることでもオリジナルな方法で行えば意味があるとする,プロセスを重視した活動です。それに対し研究は,未解明なことを明らかにすることが目的であり,成果が問われるものです。高校時代から研究を目指すことは大変なことですが,その経験が大学・大学院で研究を続けていく上での大きな力となります。
2つ目は,GSコースは単なる理数科ではなく,「グローバルサイエンス」を実践するコースであるという点です。科学では隣接するさまざまな知見・研究を融合して学ぶことが大切です。そのため,クロスカリキュラムやイマージョン教育により多角的に物事をとらえる力を育成していきます。
3つ目は,探究・研究に没頭できる時間がたくさんあることです。一般的な高校では時間割に入っている探究活動は,週に1,2時間程度だと思います。明秀日立GSコースでは,特色ある教育が行える私立高校のメリットを最大限に生かし,たっぷりと研究に浸る時間を設けています。研究をするためには基礎知識が必要になりますので,数学・理科などの授業で一般的な学力も向上させ,研究に生かせるようにします。
A GSコースとしては,2年生の10月にコース生全員で行く「アメリカ西海岸サイエンスツアー」を企画しています。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)などの現地大学で大学生と交流したり,サイエンスセンター等で最先端の科学を学んだりする予定です。グーグル,アップルといった有名IT企業の本社があるシリコンバレーも訪問します。
学校全体としては,オーストラリアとインドに提携校があり,交換留学プログラムを行っており,GSコースからも希望者が参加できます。GSコース生には,特進STコースでの1年次も含めた高校3年間の中で,複数の国に行って国際感覚を養ってもらいたいと考えています。
新型コロナウイルスの感染状況など安全面を最大限に考慮する中で,積極的に様々なことにチャレンジし,自分の目で世界を見て体験して欲しいと思っています。
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