TEAM FourCs
「FourCs」というスペルで「フォークス」と読みます。
造語ですが、4つのCを大切にしようという意味でつくられました。
4つのCとは・・・
Confidence 自信・チームを信じる力
Control 自制心・平常心
Concentration 集中力
Communication 共通理解・声のちから
チームの目的
Philosophy 1
チームの目標を達成するために、一人一人がそれぞれの責任を果たし、ベストを尽くして貢献することで、集団社会の中でたくましく生き抜くために大切な力を養う。
- 全てに感謝する心とそれを伝える力
- 他を理解し自分の考えを適切に伝えるコミュニケーション能力
- 周囲に目配り気配り心配りする力
- 礼儀や品格を重んじる態度
- 自ら考え問題を主体的に解決していく力
- 目標達成に向け計画・行動・評価・修正する力
Philosophy 2
Philosophy 3
チームの伝統を継承し、新たな歴史を切り拓いていくことで、卒業生、学校関係者、地域社会、そして自分を支えてくれている家族、友人、恩師、ファンなど多くの人々に大きな喜びと勇気を与える。
Philosophy 4
自分の人生をより豊かにしていくための高校卒業後の進路を実現するために自分自身の能力を最大限に高め、スポーツにおける優秀な実績を得ることで他との差別化を図る。
チームの目標
全国制覇
チームのミッション
- 県大会四冠
- 応援されるチーム、愛される選手になるための取り組み
- 優秀な後輩選手のリクルート
チームのキーワード
自主自立 上昇志向 No.1への執着心
TEAM PROJECT
毎月11日は『今に感謝、日常に感謝』をカタチにしよう
2011年3月11日午後2時46分。
多くの尊い命が奪われた東日本大震災。
私たちはそこから多くのことを感じさせられた。
本校が位置する茨城県日立市も、テレビなどでは大きく報じられなかったが、地震や津波により大きな被害を被った。
死者・行方不明者の数は東北地方に比べればかなり少なかったが、家屋の崩壊、長引く停電や断水、ガソリン不足など、非日常的な生活がしばらく続いた。
当然、本校生徒は自宅待機となり、部員も寮から自宅へ帰宅、一時チームは解散状態に。
「いつになったら練習を再開できるのだろうか」と、チームのみんなが不安な日々を過ごした。
中には被害の大きな地域に住む親戚や知人の避難の受入れや、地域の避難所のボランティアなど、バスケットボールのことを考える余裕などない状態の選手もいた。
本校の体育館は決して新しい建物ではなかったが、偶然にも震災直前に天井の補強や照明器具の付け替え工事などを行っていたこともあり、窓ガラスの破損程度であった。
校舎や寮も壁の亀裂などは見られたものの、建物としての機能を失うような致命的な被害はなく、奇跡的にも3月27日に選手全員が再集合することができた。
ようやく集合することができ、それだけで嬉しい気持ちも大きかったが、世間の状況を考えると決して喜んでばかりいられる状況ではなかった。
さらに追い打ちをかけるように茨城県で開催予定であった関東女子大会の中止決定。
三年生にとってはとても楽しみにしていた最後の関東大会だっただけにショックも大きかったと思う。
そんな中でテレビなどで途切れることなく報じられる東北地方の甚大な津波被害の様子。
これからのシーズンのために前向きに練習に取り組まなくては、という焦る思いもある一方で
「自分たちに何かできることはないだろうか」
「今はバスケなんてやってる場合じゃないんじゃないか」
という想いも膨らんでいった。
震災からひと月経った4月11日。
今もこの想いを何かカタチにしよう。
しかし、命を救ったり、多額の寄付をしたり、誰かのために何か大きなことができるわけではない。
被災者でもある自分たちが、今の感覚を忘れない努力をして、後世に伝えていく。
今あることに感謝しながら、ひとりひとりが身近で小さなことからでも社会に貢献できるような行動を起こしていこうと決めた。
そして市街地の状況をしっかりと目に焼き付けながら清掃活動を行った。
5月、6月とひと月ごとに場所を変えながら、時には遠征先での清掃活動も行った。
また、11月からは感謝の気持ちをカタチにして誰かに伝えようと考え、大切な人に手紙を送る活動も行っている。
普段は照れくさくてコトバでは伝えられない想いを「手紙」という有形のコミュニケーションツールで伝える。
このような活動を毎月11日続けてきた「感謝の日」。
これを今度はTeam Projectとして広げていきたいと思う。
清掃活動、ボランティア、クリニックなど一緒に「今に感謝、日常に感謝」する素敵な時間を共有しませんか。
場所や時間が違っていても、誰かがどこかで同じ想いで行動を起こす。
そうして感謝の心が広がっていくことでより良い社会づくりに貢献できると信じています。
ご賛同いただき参加していただける方の団体名やお名前、また実際の活動内容などをこちらのページに掲載していきたいと思います。
がんばろう日本!!